SSCN1846[1]


福祉の仕事について24年ほど

発達に心配のあるお子さん

(いわゆる発達障がい児)の療育や

保護者様のご相談に応じて

長い年月になります。

 

今は、保育園で

子供たちの保育だけでなく

保護者様とのコミュニケションの

中から、そのご家庭の

『子育てにおける課題』

を探り当てながら、

少しずつ心を開いて

お話くださるような関係性を

築いているような仕事をしています。

 

介護の世界も同じ・・・

介護の仕事を経験して

感じています。

でも、難しいのは

親の介護の悩みを話すことに

躊躇されるお子さんたちが

多いこと・・・

 

なので、ケアマネの知人が

 

なかなか家族のニーズを

聞き取るには難しいと感じることが

ある

 

と話していました。

 

私もそうでした。

母のことをケアマネに相談することで

母の恥をさらすんじゃないか?

とか、

まだ母がしっかり会話が出来る時

ケアマネが両方の話を聞くのですが

私の

母へ向き合う辛さよりも

やはり利用者主体の

母の意思を尊重する考えになって

しまうので、

どうせ、ケアマネに話しても

分かってもらえないし・・・

と半ばあきらめる自分が

いました。

母が家を出て施設入所への

希望を父と私で出した時

始めは母の同意があったのですが

そのうち、母は

やっぱり家族の元で

暮らしたい

と、振り出しに戻ってしまった時

ケアマネが出した結論は

母の意思を尊重してあげられる

方法を一生懸命に考えてくれました。

でも、母の意向は

 

ヘルパーは週に1,2回の短時間

入浴介助のみ

 

デイサービスも週に2回程度

 

その他は娘に仕事を辞めて

貰って日中は娘の介護

夕方からは夫(父)の介護

 

という無理難題でした。

ケアマネも

お母さんの希望通りに

できないものかと

何度も何度も我が家に来ては

父と私と話し合い.をしました。

私もその頃

摂食障害、鬱、パニック障害で

体調も思わしくない事

父も、体調を崩して入院をしたこと

その前には癌を患って体力的に

もう限界だと言うこと

を何度も話し、

結局、母はしぶしぶ入所したのです。

 

最期までケアマネは

お母さんの意向に沿えなくて

申し訳なかった、と母に謝るのですが

それは、家族の意向は

関係ないのだろうか?

と思わざるを得ないやりとりでした。

 

全てのケアマネがそのような考えを

持っていらっしゃるとは思わないですが

もっと、家族の気持ちに寄り添いながら

中立的な立場で話し合いを進めて

欲しかった・・・そう思います。